Android と iOS
各キャリアの Android 携帯が発表され、続々と売りだされました。
完全に出遅れた au も IS03 でかなり挽回しているような感じがします。
このビックウェーブに乗るしかない、ということで T-01C を予約しました。2.2へのアップデートも予告されていて、「防水」というのが結構よろしいのではないかと。Android 端末では、国内メーカーが遅れをとっていて少し心配。応援する意味でもやはり国内メーカーがいいですね。
T-01C のモックアップを触ってきました。液晶は大きいけど、携帯自体も大きい。見た目は Xperia がちょっと大きくなった感じ。メニューボタンの貧弱さもなんか似ているような・・・。REGZA の名を冠している液晶の出来とともに、早く実物を見てみたいです。買い換えるまでは、HT-01A の XDAndroid でごまかして使っていきます。
という訳で、携帯の流れはスマートフォンなので、ウェブサイト制作に関わっているのであれば当然対応を迫られるわけです。開発者としても、スマートフォンの仕様を知っておかなければなりません。iOS を勉強するためとはいえ iPhone を買う気は全く起きないので、iPod Touch を買いました。色々な点で iPhone より劣っているらしいけど、まあ仕方ない。
現状だと Android と iOS を比べると間違いなく iOS の方がスムーズで使いやすいですね。UI に関しては未だ他の追随を許さない、といったところでしょうか。はっきりいって、Android はそのマネでしかない気がしてきました。
スマートフォン向けサイトの制作
Android と iOS に対応したサイトを制作するのは比較的苦労なく行えます。基本的にはフルブラウザと同等の機能で、両ブラウザのエンジンが KHTML であることが何より安心です。表示フォントが違うので、レイアウトの誤差はあるみたいですが、ほぼ同じと思ってよさそうです。携帯端末のウリである GPS での位置情報取得も若干の修正で動いてくれました。気をつけるべき点は
ということ。絵文字については、iOS 自体が絵文字表示対応しているのがちょっと驚きました。絵文字がユニコード化されているというのは、なんかすごいですね。外人さんが絵文字入りのメッセージを普通に使っているのを見ると不思議な感じがします。iPod Touch で絵文字を入力するには、絵文字入力アプリをインストールすれば、文字パレットが追加されて利用できます。
これからAndroidでも使えるようになるんでしょう。ただドコモの絵文字は au、Softbank に比べて圧倒的に数が少ない上、ドット絵のままなので、どんな扱いになるんでしょうか。
さて、今のところスマートフォンといえば、上の二つの OS であるといってもよいと思いますが、今後はこれに Windows Phone 7 が追加されます。これが意味するものは・・・、サイト制作者なら必ず悩まされる IE の挙動。これがまた始まるわけです。スマートフォンでも IE を相手すると思うと頭が痛くなります・・・。